正しい内部リンクの張り方でサイト構造を最適化!SEO対策に4つのポイント
どうも内部リンクというのは軽く見られがちなのですが、最近のSEO対策では
「外部リンクの時代は終わった。これからは内部リンクの時代だ!」
なんて声がたくさんあります。
ということで、正しい内部リンクの張り方をして、サイト構造を最適化する方法についてまとめておきたいと思います。
<内部リンクの張り方 4つのポイント>
- アンカーテキストにキーワードを含める
- 重要なページにアクセスを集める
- 関連記事表示プラグインを入れただけで満足しない
- 過去記事にこそ新しい内部リンクを設置すべき
1.アンカーテキストにキーワードを含める
やってはいけないリンクの張り方
例.
初心者にも分かるアフィリエイト用語の解説→こちら
初心者にも分かるアフィリエイト用語の解説→こちら
このようにリンクを張るのはダメな例です。
上の例の「こちら」という部分のテキストをアンカーテキストと呼びます。検索エンジンの巡回ロボット・クローラーは、アンカーテキストを読み取り、含まれるキーワードとリンク先のページ内容に関連性があるか判断しています。
つまり、この場合だと「こちら」という単語に関連したページであるかどうか、という判断をしてしまうということです。上の例のように「こちら」ではなくて、きちんとキーワードを入れたほうが良いということですね。
このように「こちら」でリンクしているサイトは多いですので、今さら大きなペナルティを受けるとは考えにくいですが、関連性の主張を考えると優良なリンクとは言えません。
正しいリンクの張り方
例.
詳細についてはこちら→ツイッターアカウントが凍結される理由
詳細についてはこちら→ツイッターアカウントが凍結される理由
この場合だと「ツイッターアカウント 凍結 理由」など、リンク先の記事内容に関連するキーワードが入っています。関連性を正しく主張しているリンクになり、検索結果でそのワードに対する評価に好影響することが考えられます。
一番簡単で確実なリンクの張り方は、記事のタイトルをそのままアンカーテキストにしてしまうという方法ですね。(長い場合は省略してキーワードを入れておけばOK)
それと、必ず文脈に関係のあるリンクを張らなければなりません。クローラーはアンカーテキストの前後の文脈も読み取っているので。
※外部リンクも同様
リンクの張り方は内部リンクに限ったことではなく、外部リンクにも同様のことが言えます。例えば、他サイトから「記事→ここ」のようにリンクを張られても、関連性が無いと判断されてしまう可能性があります。被リンクを頂けるのは大変うれしいことなのですが、できるだけ正しい方法でリンクを張った方が、お互い幸せになれると思います。
2.重要なページにアクセスを集める
- 検索順位を上げたいページ
- サイト内へのリンクを整理してあるページ
具体例として、このサイトだと「トレンドアフィリエイトの始め方」という記事が重要ページに該当します。サイドバーのバナーからも誘導してます。
この記事にはトレンドアフィリエイトの基本的な流れが書いてあって、その流れの中で必要な情報を適宜リンクしてあります。そのせいで非常に内部リンクが多いです。
当サイトにとってユーザーにアピールしたい重要なページであるのと同時に、ここから見始めて貰えれば情報を順序立てて見ることが出来るので、ユーザーにとっても見やすい記事になっています。(そう思って作ってます)
こういうページへアクセスが集まるように、サイト内の関連する記事から内部リンクを張れば、ユーザーを導くことができますし、また、クローラーにもアピールすることができます。
重要なページなので更新も頻繁にしていますし、サイト内からのアクセスが多いことと合わせて、検索順位に好結果をもたらすことが予想されます。
(劇的な順位の向上は期待しない方が無難です。あと、検索順位を上げたいからといって、無関係な内部リンクを張ってはダメです)
もしくは、目次的なページを作ってそこにアクセスを集めるやり方もあります。この場合は、リンク集のみだと重複コンテンツとみなされる可能性もあるので、no indexにしといた方がいいのかも。(no followではないですよ)
3.関連記事表示プラグインを入れただけで満足しない
関連記事を表示するプラグインをインストールしてあるからといって、自分で内部リンクを張らないで良いということにはなりません。「関連記事の表示プラグインWordPress Related Posts」←このような、記事下に自動で関連記事を表示してくれるプラグインのことです。
記事の関連性を最も正しく判断できるのはサイト運営者自身ですし、記事下だけでなく、文章中にも内部リンクを張り巡らすことで、ユーザーに補足情報や選択肢を提供できます。
それによって、いろいろな記事を見てもらうことができて、PV数の向上にもつながるでしょう。
あと、プラグインが表示している関連記事を、クローラーが内部リンクとしてちゃんと評価しているかと言えばちょっと疑問がありますね。前後に文脈があるわけではないですし。
4.過去記事にこそ新しい内部リンクを設置すべき
実際にやると面倒なことなのですが、「過去に投稿した記事からの内部リンク」こそ随時新しく張るべきなんです。アクセスが定期的に集まっている記事には特に、優先的に他の記事へのリンクを張っていきたいです。
検索エンジン経由のアクセスを集めている記事から新しい記事へリンクを張れば、アクセスが流れていきます。アクセスが流れれば、新しい記事に対する検索エンジンの評価を上げることができます。
また、検索から情報を見に来たユーザーが、過去の記事よりも関連する新しい情報を見たいと思うのは当然の心理ですので、そこにリンクがあればユーザビリティの向上にも大きく貢献します。
記事を書き終えた時は「あー終わったー!」的な解放された気持ちになることが多いですので、ここからさらに作業をするのはしんどいです…^^;
でも、サイトをより良いものにするためには必要な作業なので、どこかで時間をとって、過去記事にも新しい記事への内部リンクを設置するようにしたいです。
(自戒の念も込めて)
内部リンクについての雑感
最近のSEO対策事情を調べてみると、内部リンクが一番重要なのかなーという感じがします。下手な外部リンクは今や逆効果ですし。もちろんこれからも流動的な話でSEOに正解はありませんが、今のところ、内部リンクの重要性が高いことは間違い無さそうです。
内部リンクが重要なのは確かですが、既に膨大な記事がある場合は無理してすべて修正する必要はありません。新しい記事を書きながら、少しずつ「アクセスのある過去記事」の手直しをしていく程度で良いと思います。
内部リンクが少ないからといってペナルティになるわけではないですからね。これからサイトを作っていく時は、考えながら作っていくようにしましょう。