アドセンス広告のラベル表示はスポンサーリンク?スポンサードリンク?
アドセンス広告の上部に表示するラベルは、「スポンサーリンク」か「広告」が一番確実です。なぜなら、AdSenseプログラムポリシーにそう載っているから。
これからアドセンスを始める方は、「スポンサーリンク」か「広告」と表記しましょう。
アドセンス広告上部のラベルに悩む人は多いです。今回はそのあたりのことを説明していきます。
AdSenseプログラムポリシー
AdSenseプログラムポリシーのページに、「クリックの誘導」という項目があります。その詳細を展開すると禁止行為が細かく載っていて、中に以下のような一文があります。Google の広告ユニットの上部に誤解を招くようなラベルを表示すること(「スポンサーリンク」や「広告」は使用できますが、「お気に入りサイト」や「本日の特典」などは使用できません)。
AdSense プログラム ポリシーから引用
2014年5月9日時点
要するに、「広告ですよ」という意味のラベルはOKで、「クリックしてみたら?」という意味の文言は違反行為、ということです。
「広告である」という意味の表示ならOK
いろんなサイトを見ていると「スポンサーリンク」「スポンサードリンク」「Sponsored Link」「広告」などと、ラベルの表現にばらつきはありますが、これらはすべて問題ありません。「スポンサードリンク」の「ド」があったり無かったりするのは、以前AdSenseプログラムポリシーに「ド」入りで書いてあったからです。昔の名残ですね。
また、体験から言うと英語の「Sponsored Link」で運営していて警告を受けたことは一度もありません。私自身もありませんし、周囲の多くの方も同じ文言で表記して(稼いで)いますので、まったく問題無いです。
ただし、自分で勝手に「広告だよ☆」とかにするのはダメです。むやみにリスクを取る必要は無いので、ポリシーに書いてある「スポンサーリンク」か「広告」を使いましょう。
ラベル表記無しでも、ルール上は問題ないけど…
「スポンサーリンク」は表記しなくてもルール上は問題ありません。AdSenseのポリシーに沿えば、誤解を招くラベルを表示しなければ良いのですから。ただし、その場合は以下の禁止事項に充分配慮する必要があります。
ページの他のコンテンツと見分けが付かないような広告のデザインやレイアウトを使用すること。
広告と見分けが付かないようなサイトのコンテンツのデザインやレイアウトを使用すること。
AdSense プログラム ポリシーから引用
ユーザーがサイトを見た時に「これはブログ記事で、これは広告だな」という判断ができるようにしましょう、ということですね。
アドセンスを始めたばかりの場合は、意図せずにコンテンツと区別が付きにくくなってしまう可能性があります。また、広告の上下のテキストが、知らないうちにクリックを誘導しているかのように読める時も出てきます。
「スポンサーリンク」は必ずしも必要ではないですが、ラベル表記しておけばそういったリスクをかなり減らすことができます。
サイトのレイアウトや、広告の上下のテキスト等、サイトの全体像を充分に把握できるくらいになってから、表記しないかどうかを考えるようにしていきましょう。
広告は広告としてきちんと分かるように表示しよう
「アドセンスの攻略」と称して、サイトデザインに広告を溶け込ませてクリックしやすい状況を作る、などの情報も見かけたりしますが、あれはやってはいけません。広告は広告としてきちんと区別した上で表示しても、一定のクリック数は確保できるものです。
広告を出稿する立場で考えれば分かりますが、間違えたクリックでやってきた訪問者が来たって、うれしくないですよね?
広告主は、興味が無くてすぐ離脱してしまうような訪問者を呼ぶために、広告料を払っているわけではありません。
広告主、アドセンス、サイト運営者、三者がウィン-ウィン-ウィンの状態を維持することが、一番長く稼げるのではないかと私は考えています。
広告は広告と分かるように掲載していきましょう。
まとめ
- 一番確実なのは「スポンサーリンク」か「広告」と表示すること。
- 現状の表記が「スポンサードリンク」「Sponsored Link」などの場合でも、そのままでOK。
- 広告は広告と分かるように掲載するべき。
表記の仕方
「スポンサーリンク」のラベル表記の一例です。<p style="text-align: center;">スポンサーリンク<br /> 広告タグ </p>
centerは、leftやrightに変更して、サイトレイアウトに合わせてください。
「スポンサーリンク」の文字を薄くしたり、文字サイズを小さくしたりもしないようにしましょう。
もし違反に対する警告メールが来たら…
→アドセンスの広告配信を停止する警告メールが来たらどうすればいい?