Gmailエイリアス機能の使い方|複数アカウントもフィルタ設定で楽々管理!
Gmailのエイリアス機能を使うと、一つのメールアドレスから複数の擬似メールアドレスを作ることができます。
エイリアスとは「別名」という意味で、メールアドレスの別名であることを表しています。「エイリアス機能」とか、「メールエイリアス」という言い方をします。
ウェブサービスのアカウント取得では、メールアドレス一つにつき一つのアカウントしか取得出来ないことが多いですが、エイリアス機能を使えば一つのアドレスで複数アカウントが取得できるようになります。
例えば、Twitterの複数アカウントを管理するなどの使い方に向いてますね。
エイリアス機能を使うと、実質的に管理するメールアドレスは一つで済むようになり、大量にメールアドレスを作成する手間も不要になります。この記事では、メールエイリアスの使い方を説明していきます。
Gmail のエイリアスアカウントの作り方
lovelove-satoshi2014@gmail.com
このようなメールアドレスがあったとして説明していきます。
(@は普通小文字です。あと、このメールアドレスはただの例です^^;)
エイリアスアカウントの作り方は次の二通り。
1.「+」プラスをつける。
lovelove-satoshi2014+01@gmail.com
lovelove-satoshi2014+buzziness@gmail.com
上記のように、@マークの直前に「+」と英数字を付け加えることによって、エイリアスアカウントとして使うことが出来ます。
「+friends」「+jimoto」「+twitter」のように、場合分けして使い分けると便利ですね。
2.「.」ドットをつける。
l.ovelove-satoshi2014@gmail.com
lo.velove-satoshi2014@gmail.com
love.love-satoshi2014@gmail.com
lovelove-satoshi201.4@gmail.com
love.love-satoshi.2.0.1.4@gmail.com
上記のように、@の手前の任意の場所に「.」ドットを加える(複数可)ことで、エイリアスアカウントとして使用することができます。
※「..」「.@」のように、ドットが連続してしまったり、@の直前に来てしまうと、そのメールエイリアスは使用できません。
Gmailのメールエイリアスにフィルタ設定する方法
メールエイリアスは、他のメールと同じようにメインの受信箱に届きます。そのままにしておくと、メインのメールアドレスに送信された物と区別しにくいのですが、フィルタを設定しておくと、自動で転送したり、スターを付けたりできます。
フィルタを設定する方法を説明します。
右上の歯車→ 設定 と移動します。
フィルタ → 新しいフィルタを作成 とクリックします。
フィルタの設定で、「To」のところに、エイリアスアドレスを入力します。
「この検索条件でフィルタを作成」をクリックします。
フィルタリングされたメールエイリアスに適用される操作を選択し、「フィルタを作成」をクリックすれば完了です。
こうやって設定しておけば、会社のメール、地元友達のメール、ウェブサービスに登録したメールと、自動で振り分けることが可能です。
Twitterなどのウェブサービスに登録する場合は、フィルタ設定しなくても特に問題はありません。登録した後はメールが必要になることが少ないですからね。
メールエイリアスで返信する方法
メールエイリアスのアドレスで、メールの返信をすることもできます。届いたメールを開き、普通に「返信」を選択します。
そのままだとメインメールアドレスで返信してしまうので、Fromの右にあるプルダウンからメールエイリアスのアドレスを選択します。
こうすればメールエイリアスのアドレスで返信することができます。
意外とGmailのエイリアス機能を知らない人は多いです。無駄にメールアカウントを増やすと管理に時間が掛かったりするので、エイリアス機能でスマートなメール管理をしてみてはいかがでしょうか。
エイリアス機能を使うときの注意点
エイリアス機能はパッと見てすぐに元のメールアドレスがわかるので、アドレスを知られないようにする使い方には向いていません。あと、例えばTwitterの複数アカウントを作成をするときに、エイリアス機能を使ってひとつのGmailアカウントに集中すると思いますが、万が一Gmailのアカウント停止になってしまうと大変なことになります。なので、ある程度のリスクの分散はしておいたほうが無難です。
それと、登録の対象によってはエイリアスアカウントが無効になっているウェブサービスもあります。
例えばFC2ブログ。エイリアスアカウントでの登録を無効にしていて、そのアカウントで作ったブログを削除された人もいるので注意が必要です。
重要なアカウント取得にはメインのアドレスを使うようにしましょう。