パーマリンクの設定はどれがいい?おすすめの理由と注意点
パーマリンクは記事ひとつひとつのURLを表していて、ワードプレスではそのURLをどのような形式にするか設定することができます。
SEOにも少なからず影響を与えるので、忘れずに設定しておきましょう。この記事では、おすすめのパーマリンク設定と投稿時の設定方法、それと、おすすめしないパーマリンクの設定も説明していきます。
※ちなみに、永遠とか恒久という意味の「permanent」(パーマネント)と「link」(リンク)が組み合わさって、パーマリンクという言葉になっています。
記事が長いので、先に結論から
・おすすめのパーマリンク設定は「投稿名」(毎回手動で英数字表記に書き換える)
・パーマリンクの変更は、ブログ作成初期以外しない方がいい
では、順に説明していきます。
パーマリンクを変更するときの注意点
パーマリンクの設定変更は、できるだけブログ作成時、もしくは初期段階のブログのみに行うべきです。もし現在までにすでに多くの記事を投稿をしているのであれば、そのままにしておくことをおすすめします。今まで投稿した記事URLは、すでにいろいろなところでリンクされている可能性があります。Twitterとか、ソーシャルブックマークとかですね。変更すると、そこからのリンクが機能しなくなってしまい、アクセスが減少する可能性があります。
最近のWordPressは自動でリダイレクトしてくれるようですが、ツイート数のカウントがリフレッシュされたり影響は出ます。気分的にも良くないので、あえて変更のリスクをとる必要はないです。
パーマリンクの設定・記事投稿の手順
メニュー → 設定 → パーマリンク設定 と移動します。
デフォルト
URLの末尾が「?p=123」。数字部分は固有ID番号。
日付と投稿名
「2014/02/21/(年月日)」+「sample-post(任意の文字列)」
月と投稿名
「2014/02/(年月)」+「sample-post(任意の文字列)」
数字ベース
URLの末尾が「archives/123」。数字部分は固有ID番号。
投稿名
「sample-post(任意の文字列)」
カスタム構造
好きなURLの組み合わせが作れます。
URLの末尾が「?p=123」。数字部分は固有ID番号。
日付と投稿名
「2014/02/21/(年月日)」+「sample-post(任意の文字列)」
月と投稿名
「2014/02/(年月)」+「sample-post(任意の文字列)」
数字ベース
URLの末尾が「archives/123」。数字部分は固有ID番号。
投稿名
「sample-post(任意の文字列)」
カスタム構造
好きなURLの組み合わせが作れます。
上記の中からパーマリンクの設定を選択します。
私のおすすめは「投稿名」です。どれがいいかよく分からない場合は、これを選んでおけばまず大丈夫です。
「投稿名」を選択すると、パーマリンクは次のようなリンクに設定できます。
http://netbiz-life.com/wordpress-permalink/
「wordpress-permalink」の部分は、記事を投稿するたびに手作業で入力します。少し手間がかかりますが、安全で、SEO対策としても効果が期待できます。
選択したら、「変更を保存」して設定は完了です。
パーマリンクを「投稿名」に設定したら、記事を投稿する時に以下の様な作業を毎回します。
記事投稿画面でパーマリンクの編集ボタンを押します。
好きなURLに変更します。記事に関係のある英単語、ローマ字表記などにすると良いです。
変更せずにそのまま投稿すると、記事のタイトルが含まれた日本語URLになってしまいます。日本語URLはいろいろと不便なことが多いのでおすすめしません。面倒でも毎回書き換えるようにしていきましょう。
やめておいたほうがいいパーマリンク設定
1.デフォルト
2.数字ベース
3.カスタム投稿で「カテゴリー」をURLに含める
2.数字ベース
3.カスタム投稿で「カテゴリー」をURLに含める
1と2をやめておいた方がいい理由は、固有ID番号がURLに含まれていて、それが問題になることがあるからです。
3については、臨機応変なカテゴリー変更ができなくなります。
ブログをしばらく続けたことがある人なら分かると思いますが、例えば「スポーツ」というジャンルで記事をカテゴリー分けしていて、記事が増えてくると後から「野球」と「サッカー」みたいに分けたくなったりしますよね。
URLにカテゴリーを含めると、このような変更を後からすることができなくなってしまいます。ただし、ブログ完成までのプランが出来上がっている場合はカテゴリーを含めても問題ありません。
もう少し詳しい説明
なぜ投稿名がおすすめなのか
・URLがシンプルになる・記事の内容がURLでだいたい分かるので、騙しリンクではないと判断される
・アクセス解析をする時に、URLを見ただけでどのページかだいたい分かる
このあたりが理由になります。URLの信用度が上がり、記事の管理もしやすい、ということですね。
日付を外す理由
URLに日付が含まれると、いつ書かれた記事か分かるので、古い記事は避けられる可能性があるからです。例えば、随時更新している記事があったとしても、URLで昔の記事と判断されてしまって読まれなかったら、ちょっと損した気分になりますよね。ただし日記のように時の経過を記録するようなブログを作りたい場合は、日付が入ったURLでもまったく構いません。
「デフォルト」と「数字ベース」をやめておいた方がいい理由
「デフォルト」設定では、末尾が「?p=123」というようなURLになり、数字部分は固有のID番号が割り当てられます。同様に、「数字ベース」のURL「archives/123」の末尾にも固有のID番号が使われています。この固有のID番号が、問題になるシーンが確認されています。
固有ID番号の問題点
1.サーバー移転時に不具合の原因になる
2.数字の桁数がどんどん増えていく
2.数字の桁数がどんどん増えていく
1.サイトが育ってきて、サーバーから制限を受けるほどアクセスが増えたら、サイトを引っ越す必要が出てきます。そして、いざ移転しようと考えたときに、膨大な数の記事のID番号がごっちゃになってしまう可能性があるんです。
そうなったら100%の移転は非常に難しく、修正に大幅な時間を取られるか、もしくは不完全な移転になる可能性が高いです。
2.固有ID番号は、1記事ごとに1増えるわけではないです。画像や下書きのデータなどにも割り振られています。つまり、大量の画像を使ったりすると、数百番単位でID番号が増えることがあるわけですね。それで、長くブログを続けていると、URLの数字が異常に長くなってしまうという問題があります。
というわけで、「デフォルト」と「数字ベース」、この2つは出来れば選ばないほうがいいです。
あれ?このブログのパーマリンクって「数字ベース」じゃないの?
気づいた方は察しが良いですね。実はこのブログ「数字ベース」を選んでしまっています。サイト作成時に(「投稿」に設定すると毎回URLを考えるのが面倒だなー。これでいいや)と適当に決めてしまいました。これは失敗ですね…^^; もう少し、どれがいいかちゃんと考えれば良かったです。
今回パーマリンクの事を調べて、ダメな選択をしたことが分かってちょっとテンション下がりました(涙)
で、設定し直そうかなぁとも思ったんですが、結局やめておくことにしました。以下、その理由です。
このブログは現在までに80記事を投稿していて、固有IDが1600番程度です。このペースで4倍の320記事を投稿したとしても、6400番程度なので、数字の桁数については問題無いと思います。
それと、このブログは膨大なアクセスを集めるジャンルではありませんし、サーバーも信用しているところなので、引っ越す可能性は低いです。
(エックスサーバーです)
そうした理由で、パーマリンクの設定変更は見送ります。
でも次から作るサイトは、違うパーマリンクにします(笑)
パーマリンクの設定にこだわりすぎる必要はない
パーマリンクの設定について説明しましたが、実際の所はそんなに気になくても大丈夫です。固有ID番号を使っていてもよっぽど問題にはなりませんし、日付が入ってるからアクセスが激減するとか、投稿名に設定したからアクセスが激増したとか、そんなに違いはありません。私みたいに、最初にちゃんと設定しておけばよかったかなーと思う程度にしておいて、新しい記事をどんどん作成していきましょう。
パーマリンクの設定まとめ
・おすすめは「投稿名」(毎回手動で英数字表記に書き換える)・ブログ作成初期以外は変更しない方がいい
Wordpressに設定時における、パーマン・・・・・いや、
パーマリンク設定って今まで何のことやら・・・・・!?
と言った感じだったのですが、このブログの記事が、
一番分かりやすくて、良い方法だなと直感しまして、
早速、設定をしてみた所でございます♪
有難う御座いました!
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