あれ?Google Analyticsがスマホサイトのアクセス数をカウントしてない!
ある日、昨日まであったスマホサイトへのアクセスがほとんど無くなっている…ということがありました。と言っても、それはGoogle Analytics上のみのことで、他のアクセス解析やGoogleアドセンスのPV数には顕著な変化はありませんでした。
結局、原因を突き止めて解決することが出来たので、その時の原因を探った手順を忘備録として記しておきます。
原因予想① 自分に原因はなくて、単にGoogle Analyticsのサーバーに異常がある
この場合、自分だけに影響があるわけではないので、知人や友達などのGoogle Analytics利用者に確認してみます。
「そんなツテが全くないよ」という人はTwitterを利用しましょう。
Twitterの場合はカタカナで「アナリティクス」とタイムラインを検索すれば、Google Analyticsほど利用者の多いツールなら、必ず誰かが同じ症状をつぶやいているはずです。
そして、もしみんなが同じ症状であるということが確認ができたら、復旧するのを待てばいいですし、もしかしたら復旧に関する情報も誰かがつぶやいているかもしれません。
Twitterはこうした情報集めにも使えます。
原因予想② 直近で設定を変更したプラグインらへんが影響した
晩ご飯のおかずを思い出すことすら一苦労の私には、直近で何かを変更したこともすぐ忘れてしまいます…
できるだけ記憶が残っているうちに、Google Analyticsの異常を発見する直前に何の設定をいじったか思い出すようにしてみましょう。
プラグインの更新、テーマ編集、CSS編集など、最近変更した覚えがある項目を思い出せるだけ書き出しておくと役に立つかもしれません。
原因予想③ たまたま訪問者全員がパソコンでサイトを見ている、そんな日だった
ほとんどありえないと思いますが、まだアクセスが少ないブログの場合はそういうこともあると思います。
確信が持てない場合には、しばらく成り行きを見守ってみましょう。
問題解決の推移
とりあえず、①ツイッターのつぶやきで自分のみの症状だと確認し、②直近にした変更を書き出しておきました。③については確率的にありえないので除外しておきます。
異常があったブログは、Google Analytics、忍者アクセス解析、それとグーグルアドセンスの三つでアクセスを確認することができます。
なので、実際にアクセスが来ていないのか、単に解析ツールで測定ができていないだけなのか、比べればだいたいわかるようになっています。
今回は、明らかにGoogle Analyticsのみ異常が見られたので、単に解析結果がおかしいだけで、アクセスは減っていないことが容易に把握できました。
書き出した記憶を頼りにすると、前日にプラグインSimilar Postsやwumiiの設定を変更していたので、その辺りが怪しいなーとアタリをつけることができました。
一応、まず確認として、プラグインWPtouchにGoogle Analyticsのトラッキングコードが登録してあるかを確認しました。が、異常無し。
結局原因は・・・?
そのあと原因を見つけるのに少し手間取ったのですが、答えはWPtouchのスマホテンプレートsingle.phpにありました。「プラグインSimilar Postsを貼り付けるソースコードが残った状態で、Similar Postsを無効にしたから」
でした。
PHPファイルに余分なコードが残っていると、意外なところで影響を受けるということが勉強になった出来事でした。これからは、不要なコードは削除するようにしたいと思います!
大事なのは、何か不具合があったら冷静に状況を把握することです。パニックになって、正常な部分まであれこれいじって悪化させてしまうのは一番良くないですからね。